レンタルサーバーを借りる時に確認する事項はいろいろありますが、その中のひとつにroot権限の有無があります。root権限が有ればできることの幅が広がります。しかし、権限を持つのは良いことばかりではありません。

root権限の有無によって何が変わるのか、本当にroot権限は必要なのか、確認した上でどちらを選んで借りるか判断しましょう。


root権限の有無によって変わること

root権限とは管理者権限のことを指します。レンタルサーバーでのroot権限と言えば、サーバーの設定に関する権限と言い換えることも可能です。root権限ありのサーバーをセルフマネージド型レンタルサーバー、root権限なしの場合はマネージド型レンタルサーバーと呼びます。

root権限ありの場合は、レンタルサーバーを借りたユーザーがサーバーの管理者になります。そのためサーバーの設定を自らの手で自由に行うことができます。プログラム言語も自在に利用でき、マネージド型サーバーに比べて費用も抑えられます。

しかし、良いことばかりではありません。サーバーの管理者がユーザー自身なので、サーバーのメンテナンスもユーザーが行う必要があります。また、サーバーダウンなどトラブルが発生した際にも基本的にはユーザーの責任となります。

root権限なしの場合は、サーバーに関する設定はできません。しかし、サーバーのメンテナンスや管理はレンタルサーバーを提供している側が行ってくれるので、ユーザーはコンテンツ制作に時間を使えます。レンタルサーバー会社が定めた範囲内でサーバーの機能を使うことができ、責任も基本的にはサーバー会社が負ってくれます。

セルフマネージド型とマネージド型はどちらを選ぶべきか

セルフマネージド型レンタルサーバーは自由度が高い反面、自分で負う責任や作業量が多くなります。ある程度サーバーに関する知識を持っていないと運用は難しいでしょう。また、設定やメンテナンスには時間がかかります。

知識があり、作業のための時間が取れるのであれば自由度の高いセルフマネージド型を選ぶと良いでしょう。サーバー環境を自由に構築できる上に、費用も少し安くすることができます。マネージド型レンタルサーバーは機能の制限こそあるものの、難しく面倒な作業はレンタルサーバー会社が一手に請け負ってくれます。

その分費用コストは上がります。コンテンツ制作に時間を使いたい人、サーバーの知識に不安のある人はマネージド型を選びましょう。また、サーバー会社やレンタルプランによってできることに幅があるので、利用する際は詳細を確認しましょう。

root権限の有無は目的と力量で判断しよう

root権限の有無で自由度と責任の重さが変わります。自分の知識量や力量はどれくらいなのか、また自分のやりたいことはroot権限がなければ実現できないのかなどを事前に確認した上で、どちらのレンタルサーバーを借りるか決めましょう。

レンタルサーバーは一日単位で借りるものではありませんし、長期間分まとめて借りることで費用が安くなることも多いです。長期契約になりがちなので後悔しない選択をしてください。

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